だめだ…。 今、ここで泣いてはいけない。 笑顔でいなきゃ。 なつこは無理矢理、笑顔を貼り付け。 「じゃぁ、行こうか」 「うん」 歩いて駅まで向かった。 空港に向かう電車の中で裕也は寝ていた。 というか、寝かせた。 遡る(サカノボル)こと数分前。 事前に買ってた函館のガイドブックを二人で見ていた。