「うん…早くお店戻らないと、ね」
なつこが笑うと
「違うよ、これ以上続けちゃうと止まんないから」
裕也も笑った。
「とまっ…んな、い…」
「そう、止まんない。それともそこのベンチでしちゃう?誰もいないし」
「だだ…ダメに決まってるでしょ!!」
「えー?そんなこと言って始まったらきっとダメだなんて言えなくなるよ」
なつこの腰を支えたままベンチがある方へと進んでいく裕也。
「やっ…冗談、でしょ…?」
「冗談かどうか試してみる?」
ニヤリと裕也が笑った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…