静まり返った会社の前。 隣には裕也がいてニコニコ笑っていた。 「ねぇ、裕也くん。お店は大丈夫なの?」 ふと気になったお店のこと。 「あー、閉めてきちゃいました」 頭をポリポリかいた裕也。 「えぇっ!?それって、あたしの為に…?」 「もちろん」 裕也は大きく頷いた。