気がついたらもう私の家の前で 「今日は本当にありがとな。」 「ううん、大丈夫。」 「おう。 それじゃまたな。」 そう言って奏多は背を向けて去って行く… こっちなんか振り向かないで。 奏多… 本当に残酷でひどいひと。 なのに嫌いになれない。 ずっと、好きだった。多分これからもずっと、好きだよ。 こんなことになってから気付くなんて遅過ぎるけど… 私の初恋、 奏多だったんだね。 奏多も私のこと覚えててくれたんだね。