ーーー翌朝 ピピピピッピピピ… っっ眠……。 あっ今日学校か…。 起きるの面倒臭いなー。 と思いながら階段を降りた。 「おかーさん、おはよー。」 「おはよう。 って風乃が自分で起きてくるなんて珍しいじゃない。 まさか例の彼のおかげ? 昨日もデートだったんでしょ?」 あー…はっきり言って私の母親は恋バナが好きだ。 その証拠に今も隣でにやけながら 「どうなのよー?」 なんて良い年して聞いてくる。