いつまでも乗っていたい… そんな私の願いは虚しく消えて、あっという間に地上についた。 「お帰りなさいませ。 写真が出来上がってますので是非ご覧になって行ってください。」 と言われた。 写真をみると すごく幸せそうに笑っている私と、優しそうに微笑む奏多の姿があった。 「800円になります。 ありがとうございました」 私にとってこの写真は奏多との唯一の思い出。 だから買った。 「お前こんなの買ってどうすんだよ!?」 とか言われたけど、この写真は私にとっての宝物だから。