そう言うと


「だから奏多にかまってもらえないのよ。

そーゆーめんどくさい女は嫌われるよ?

だから、いつまでたっても1番にはなれない…」




ーーーパシッ




左手が痛む…



「ちょっ…となにするのよ!
あんただってーーー」


と言って私に殴りかかろうとした彼女にその友達が


「こんな子相手にしたってしょうがないよ。ウチらのレベルも下がっちゃうしさ。
それにどーせ、もうすぐ奏多に振られるよ。

ね?いこう?」


と言うと彼女は

「覚えときなさいよ。

許さないから…!!」



と言って去って行った。