「あのさー、篠宮 風乃ってあんただよね〜。」
と前から5人の女子高生が来た。
そして、
「あのさ、あんた奏多の彼女面して偉そうにしてるみたいだけど奏多の彼女はウチだからね?
だからさー、そーやって偉そうにされるのムカつくんだよね。」
と言って来た。
こーやって言われたのは初めてだった。
「それは奏多と別れろってことですか?」
「物分りがよくて助かるよー。
そーゆーこと。さっさと別れてもう二度と奏多前をうろつかないで欲しいんだよね?」
でも…
「すいません…嫌です。
別れたくないです。だからそれは出来ません。」
嘘だとしてもこの関係を自ら壊す様なことはしたくなかった…。
