仕方なくのど飴を口に放り込むとスーッと冷たい空気が喉にしみた。 「治んなかったら病院だな、 そりゃ。」 井上先生が冷蔵庫のお茶を注ぎながら笑う。 「…瀬名。 お前、パソコン得意 だったよな?」 そういえば、瀬名って情報科だっけ。 「うん。 苦手ではないよ。」 ん? 得意じゃないってこと? 「…まぁいいや。 先生と話してたんだけどさ…。 うちの軽音部のHP作ろうっ て話になって。」 HP? 「いわゆる公式サイトっ てやつ?」 真瞬君が頷いた。 「ああ、うちの牧場の もあるよ。」