今日は一人で帰った。 色々考えたいことあって…。 「…亜緒さん?」 なんとなく聞き覚えのある声だった。 後ろを振り向く。 「あ。」 ハル君…だ。 「何してるんですか? こんなとこで。」 「そっちこそ…。」 ハル君に目線を合わせる。 ハル君は本当は背が高いはずだ。 「亜緒さん見っけたからバス 降りました。」 少し遠くにバスが見えた。 「あたしのこと覚えてるの? あの時、外暗かったのに…。」 ハル君がくしゃっと笑った。 うわ、そっくり。 「わかりますよ! 写真で何回か見たんで。」