「休み時間、なんかケバいやつら に絡まれてたからさ。」 ああ…。 見てたんだ。 「大丈夫だよ? なんもされてないし。」 ちょっとだけ強がってみる。 ほんとは…。 「気をつけろよ? ま、いざとなったらソラ君守って くれるか!」 「何言ってんの、もう。」 瀬名の胸に拳を入れた。 瀬名が大げさに痛がるのを見てなんか気持ち軽くなった。 「ありがとね、瀬名。」 「え? ああ、うん。 そんじゃ、また明日な。」 瀬名に手を振った。 何モヤモヤしてるんだろ、あたし。 馬鹿みたい。