「ほんとムカつく。」 あたしの教室の前。 数人の2年の女子グループ。 派手な化粧に大きな声。 そして、あたしに聞こえるような声で。 「調子乗ってる。」 いやいや。 それはどっち? 「ねぇ、やっぱ寺島先輩絡み?」 「うん。 昨日ちょっと色々あったんだ よね。」 それ以上にあたしは…。 ソラ君があたしを選んでくれたことが嬉しくて。 「てか、あたしまだソラ君の彼女 ってわけじゃないんだけどね?」 ちゃんと付き合ってって言われてないし。 でも…。 「キスはしたんでしょ?」 「…ん。」