気にしてない。 と亜緒は言う。 「…今日は二人で帰りたい。」 下を向いてつぶやく彼女。 ほんと可愛い。 オレにはもったいない。 「オレも。」 手をつないだ帰り道は 夕やけが僕らに笑いかけている 彼女のいう裏返しの言葉も 綺麗な横顔も 僕は大好きで これ以上 今以上 「亜緒。」 「ん?」 「キスしていい?」 赤いのは多分夕日のせい。 強がって誤魔化してみたり…。