「あのさ…。 聞きたかったことあるんだけど。」 「…なに?」 ソラ君の顔が赤い。 でも、すごく真っ直ぐで真剣な目。 ねぇ、ソラ君…? 今、すごく大事なこと言おうとしてる? 「んー、あのさ。 …あのさ。」 あのさ、ばっかじゃわかんないよ。 「俺達って…付き合っ…」 「兄ちゃん、亜緒さん! ご飯だよー!」 …ハル…。 「ハル!! ハルのバカ!」 ソラ君は部屋をダッシュで出て行ってしまった。