歓声が飛ぶ。 音が聞こえなくなるくらい… 歌声が響かないほど… でも、その中にあたし達はいた。 必死に…音楽に喰らいついているあたし達。 輝いて見えた。 「何見てんの?」 「…懐かしいよね。」 ソラ君があたしの隣に座った。 でも…。 まだ1ヶ月しか経ってないんだよね。 あの初ライブ…学園祭から…。 「スゲェ楽しかった。 またやりたい。」 「あたしもだよ。」 綺麗事なんかじゃない。 軽音部が大好きだから…。