5組のお姫様!【完】



「お前には、関係ねぇよ!!
もう、この事は忘れろ!」

そう言われた。

忘れたくても、忘れられないんだよな〜。


私達は、2人で皆の所に帰った。

帰った頃はもう、お昼ご飯の時間で皆はバーベキューの準備をしていた。


「柚菜おかえり♪」

瑠樹が言ってくれた。

瑠樹は本当にいい人だな~。

改めて思った事だった。



「皆さん、焼けましたよ!!」

俊が皆の分の野菜とお肉を焼いてくれていた。

私はいい後輩を持ったよ♪♪



「おい、食わねぇなら俺が食うぞ!」

そう言って涼太は私の分のお肉を1枚食べた。


「あー私のお肉~~(泣)」

「柚菜が食わねえからじゃん」

「返せ~~私のお肉~~!!!」

「やーだーねー!!」

また言い合いが始まった。

「バカバカ!!...きゃっ!!」

私は、つまずいて涼太にもたれ掛かる状態になってしまった。

「大丈夫か..?」

「う、うん...ごめん」