ーside明瑠ー




「そこにある俺のタオルとってー」




汗をかいた咲夜が休憩中の天空に向かって言った。





「ん」




天空はタオルを取ってから咲夜に投げて渡した。





「サンキュー」




咲夜は受け取りながらそう言って天空の横へなんの躊躇いもなく、座る。