「ち、因みに、誰が言い出したの? アンカーを私にしようって。」 「椎ちゃんだよ。 優なら1位でゴールするって。」 ……お前かーいっ!! 今の私の気持ちを表すと…… ○| ̄|_ こんな感じ。 そんな私を笑いながら見る我が親友、椎ちゃん。 「まぁまぁ、君なら絶対に1位を取れる! 優君よ!」 …こいつ………。 「さっ! 体育祭まで後2日! 練習、練習!」 「……優ちゃん、私たちも練習しよう。」 「うん。」 もう、体育祭、出たくないよ。