急に息苦しくなって、僕は慌てて声をあげた 「な、夏木さん!!」 「はっ…はい!?」 突然の大声に、びっくりして夏木さんが僕を見た でもそんなの気にしていられない 「…電気」 「えっ?」 「電気を付けろ!」 「えっ、はっ、はいっ!!」 夏木さんがスイッチを慌てて押し、電気が付いた 「…っ、は、ぁ…っはぁ…っ」 胸が、息が苦しい… 胸を押さえてベッドに倒れ込む 久しぶりだ、症状が現れたのは 気をつけていたはずなのに不覚だった