極上☆ラブパワー




「本当は僕にときめいてるんだろ?」


「はぁ?そんなわけないじゃない!」


「ムキになるところ、ますますあやしいな」


ニヤリと笑い、ゆっくりと女との距離を詰める


「…っちょっ、なによ」


「言わないとこのまま近づくよ?」


「いっ、言うって何を」


トンッと夏木さんの背中が壁に当たった


もう逃げることはできないよ


強気な赤らんだ顔が、僕の競争心を掻き立てる


「僕のことが好きなんだろ?」


「は?っ何言って…」


「違うとは言わせない」


「…馬鹿なこと言わないで」


まだ強気な態度を貫く気か