森を見上げると、不気味に木々が揺れ、鳥が飛び立った 「………っ!?」 ゴクリと生唾を飲み込み、僕は覚悟を決めた 行く、行ってやるよ これで僕の身に何かあったら、あの女を弁護士の前に突き出してやるからな! 車を降り、半ばやけくそで歩みを進めた 「……おい、誰かいないのか」 続けど続けど森ばかり なんて所だ 本当に人が住んでるのか? 信じられない 「おーい…」 ――ガサガサッ