やりたいようにやればいいさ それが目的なら、受けて立ってやる 莉桜1人守るためなら、それくらい痛くもなんともない 「はっ?今まで隠してきたクセに本気か?」 「あぁ、構わない……」 「じゃあ……」 慌てた実が何か言おうとした、そこまでで僕の意識は限界だった そのまま莉桜の腕にもたれかかる 「大丈夫!?っあ、あたしどうしよう、皐雅さん…っ」 「……り、お…」 「い、今きゅ、救急車を…」