「あるんですよ」 「…本当か?有り得ないね」 「本当です。じゃあ付いて来ますか?」 「え?」 ………で、何でついてきてるんだ僕は ぶつぶつ独り言をいいながら、小さな女の背中について行く 「あ、気をつけてくださいね、マムシが出るかも」 「―――はぁ!?」 「森ですから、仕方ないでしょ」 「ふざけるな。マムシなんか見たことがない!」 「え、本気でですか」 「あぁ。家に馬鹿でかい森はあるが、そこまでは散歩でも滅多に行かない」 「…そうですか」