「す、住むっていうか…」
「住みますよ。僕達、秘密を共用してる仲ですから」
「なに?」
岳さんが顔を歪めて、夏木さんが僕を止めようとする
「ちょっと!!」
弱みを握ってるなんて、かっこわるいが仕方ない
こうなったら何にでもすがってしまえ
ここでは僕が社長だと知ってるのは目の前の女だけなんだから
「うっわ、マジかよ」
「だから今日はその挨拶に来たんです。同居人はこれだけですか?たしか3人と……」
「実は確かまだ仕事だよ。そうですよね、岳さん」
「……あぁ」
「そうですか」
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