極上☆ラブパワー




「……発作は大丈夫なの?」


それに気づいてか、夏木さんは心配そうに僕を見た


……黙っていれば可愛い


いつもこんなに優しかったら僕だって嬉しいのに


「あぁ…なんとか」


「…運転中も苦しそうだったけど」


「夜の運転は昼間よりキツいんだ」


「だったら運転しなきゃよかったのに」


なにを言ってるんだ


わかってないな


それじゃ……


「君と2人きりになれないじゃないか」


「え?」


「僕がここまでしてるんだ。君だって答えてくれてもいいじゃないか」