目線をミラーに向け、通り抜けようとした僕に人の声が聞こえた 「……ちょっ、とやめなさいよっ!!」 ――――なんだ? 慌てたような、怒鳴っている女の声 ブレーキを踏み、声の主に目を凝らす ………? 「………気のせいか」 「きゃあっ!!」 ―――――!!! 気のせいじゃない! 茂みの向こうで女の叫び声だ