極上☆ラブパワー




「すんごく似合ってるわよ、莉桜ちゃん」


「えっ、どうしてあたしの名前……」



「青条さんに聞いたの。じゃあ、次はヘアメイクねっ」


「ちょ、っちょっと!待ってください…っ!!」


それからあたしが女の人に振り回されたのは言うまでもない


これも全部あいつの仕業に違いない


あとで覚えてろっ!!






「……見違えたな」


デパートで昼間の時間を潰してしまったあたし達は、

すっかり夜になってレストランのテラスにいた