極上☆ラブパワー



あたしはため息をついて洋服を見た


あたしには手が届かない、高そうな洋服


さっきの女の人だって、きっとどこかのお嬢様なのかもしれない


すごく優しいし美人だし?


もしかして、青条皐雅の恋人とか……


「着替えた?」


「えっ、あ、あとはスカートを…」


「入らない?サイズ間違えちゃったかな」


試着室の扉を隔てて女の人の声がする


「い、いえぴったりです…」


「そう?わたしの見立ては間違いなかったみたいね」


「うわぁ…っ!!」


いつの間にか扉は開き、女の人があたしを見ていた


び、びっくりしたぁぁ