極上☆ラブパワー




「……で?これはどういうこと?」


「どういうことって?」


あたしの前で意地悪な笑みを浮かべるのは、紛れもなく青条皐雅


正体不明の変態男だ


「とぼけないで!どうしてここにあたしを呼んだのかって聞いてるの!」


青条皐雅の隣には、モデル並の体系に美人の女の人がいるし


かなり高級そうなデパートに呼び出されたあたし


「君はわかってないようだな」


ワザとらしく肩をすくめ、涼しげな瞳があたしを見つめた


それだけでドキリと胸が高鳴る


「…なにをですか?」


「僕が君をここに連れてきたのは、君のためじゃない」