極上☆ラブパワー




「……見合いか」


令嬢だ


きっと高級ブランドの洋服に身を包んで、綺麗に化粧を施して華やかな香水を香らせる、美人な女だろ


僕の好みはそんなんじゃなくて…


―――ピリリリッ


…っと


丁度親父からの電話だ


「……もしもし?」


『皐雅、手紙は届いたか?』


いつになく機嫌がいいな


僕が令嬢とのパイプ役になるからか?