「寝るな!」 「皐雅〜おやすみ〜」 「………」 だめだ、こいつ 僕はため息をつき、諦めて兄貴の横に寝転んだ 「……皐雅」 「………」 「起きてる?」 「……あぁ」 天井を見たまま答えた 「俺達って、結局父さんの操り人形なのか?」 「なに兄貴。そんなこと言うなんて、らしくないな」 「ふと、思うときがあるんだよ。俺は自分のしたい仕事をしてるけど、お前は違うだろ。押し付けられてるだけだ」 「……まぁ、被害者だな」 「そんな人生のままで、いいと思う?お前」