大切にしたいと願うほど、 僕は誰かを傷つけてきた。 だから、大切な人なんていらなかった。 ずっと独りぼっちの世界で、月光が照らす道を歩んでいこうと決めた。 でもいつの間にか、この家に独りぼっちの世界が消えた。 一人、また一人と世界に侵略してくる。 今度は間違えない。 ねえ神様、 だから今度は僕から何も奪わないで。