うん、と言いながらカバンの中身をごそごそ。 「何か探してるのか?」 「うーん・・・ちょっとね」 鞄の中身を一度全部出して、再度確認する琴海。 でも、どうやら見つからないようだ。 「何がないんだ?」 「・・・髪留め」 「「髪留め?」」 恍も食いついてきて、真剣な顔の琴海を伺う。 「作業してる途中に前髪が邪魔で、留めてたんだけど、気がついたら無くて」