「全部のクラス回れっかな」 「そりゃ無理だろ」 恍は目を輝かせながら言うけど、さすがに全部回るのは無理だと思う。 全部で二十七クラスもあるのに。 文化部の展示とかも入れたらまだ増えるわけだしな。 「できるだけ全部回る勢いで行こうぜ!」 「私は、何でも楽しめたらいいかな」 「俺も、琴海に賛成」 「ちぇっ、二対一かよ」 楽しめたらいいだろ?と、恍をなだめながら「そろそろ戻るか」と、あの教室に戻った。