「・・・貸してみろ」 恍から箱とペンキを奪い取り、俺が描き直していく。 「・・・おぉ」 「これでいいだろ」 「幸哉、すごいじゃない」 恍の描いていたハートと矢らしきものを、ハートと矢に戻してやった。 「うお!刺さっとるがね!?」 「お前はどこの田舎者だよ」 そもそも、描けないなら他のものを描け。