―――箱の中身は何だろな。 そうだ、そうだった。 みんな、段ボウルを切って色を塗っている。 あの頃の俺は、こんなことよりもっと"お化け屋敷”とか"メイド喫茶”とかあったろうにと思ってたっけな。 でも、なんだかんだで当日は盛り上がったような・・・。 「幸哉、赤のペンキ取って」 恍が俺の足元の赤のペンキの缶がを指さして言う。 それを持って、恍の元へ。 「お前、ペンキとか塗るの下手だったよな」 「なっ、まだ塗ってねぇのに、そんなの分からねぇだろ!」