「信号、青」 「・・・あっ」 後ろからクラクションが鳴り響き、急いで前進。 まったく、俺まで申し訳ない気持ちに駆られる。 「父さん」 「なんだよ」 「県大会優勝するよ」 「っ・・・」 俺ははバスケットボールを見つめていた。 隣の父さんからは何も声が聞こえてこない。 何か、考えてるのか? 「あ、でも」 「なに?」 やっぱり。