「ありがとうございました」 父さんが平田さんにあいさつをした。 「はい。じゃぁね、悠里くん、元気でね?」 「はい!」 俺も平田さんに少しだけ頭を下げた。 「失礼します」 父さんと俺が順番に車に乗り込む。 そして横目で外を見ると、コトは・・・ちゃんと笑ってくれていた。 あぁ、やっぱり・・・。 コトは泣き虫なままだ。