その後、俺は父さんと平田さんと別れて部屋に向かった。 父さんたちは話があるらしく、俺はその間に支度をすることになった。 俺は、この施設を出る。 周りを見渡せば思い出のもので溢れている。 俺の私物といえば、服と学校用品と生活に最低限必要なものくらいしかない。 それをボストンバックに詰めていく。 このボストンバックは俺がここに来たときに、父さんが俺と一緒に置いて行ったもの。