どうやら施設の中から平田さんが出てきたらしい。 「あの!何をして」 「とー・・さっん、ごめん!!」 平田さんの言葉を遮って、俺は父さんに叫び続ける。 これで平田さんも多分察してくれたと思う。 「あなた・・・」 「・・・すみません」 平田さんと父さんの声が俺の頭上で飛び交った。 そして今度は父さんが俺に向かって話し始めた。