その場所に行くと、あの日と同じく琴海はまだ来ていなかった。 俺はいつものあれを出してきて、ダンッダンッと跳ねさせた。 あぁ、懐かしくて、楽しくて、嬉しくて、俺の中の血が騒ぐのがわかった。 ここは体育館。 琴海からの手紙に記されていた場所。 あの数字の仕組みは、わかってしまえば簡単なんだ。 携帯で文字を打つときの番号だ。 手紙に書かれていた“4 11 11 222 2 000”は、文字にすると“たいいくかん”になる。