「・・・琴海ぃ!!」 多分俺は壊れてしまったんだ。 だから琴海の声が聞こえてくるなんて幻聴がしたんだよな・・・。 数分後、ソファーに座って肩を落と、力なく笑った。 自分がとんだバカに思えてきて・・・笑えるんだ。 「・・・ハハッ・・ハハハッ」 俺はこれからどうなってしまうんだろうか。 このまま家からも出なくなって、一人孤独に死んでいくんだろうか。 もしそうならそれでもいいか。 だって・・・ 琴海のところに行けるんだから。