「悠里は?」 「キッチン」 何で悠里がキッチンに? そう思いながらキッチンを覗けば、ちょうど悠里もこちらを見ていて「あ!」と叫ばれた。 そんな、親の顔を見て鬼を見たかのような顔をされても。 「悠里、なにしてるんだ?」 「パパはあっち!」 「へ?」 「あははっ、幸哉こっち」 琴海に手を引かれてリビングへ。 そのままソファーに座って琴海が静かに口を開く。 「もう少ししたらできるんじゃないかな」