「だって、もう今更だろ?」 「お前、もう絶対何も信じてやんねぇ」 「はいはい」 恍は絶対、今の俺の言葉を信じていない。 上等だ。 周りを見ると、あっちでこっちで何を言うか最終チェックの最中。 そんなに女子に好かれたいなら、こんなところじゃなくて真面目に本人に言ってやれよ。 俺は琴海だけに言えたら十分なんだし。 わざわざこんなところで言うようなことじゃない。 たくさんの目を前に、何が"あの子に甘い言葉をプレゼント”だよ。 このおかげで俺は・・・。