人気だからって、そんな小さな理由で俺を売るなよ。 「俺が人気だろうがなんだろうが、嫌なもんは嫌だ!」 「大月も嬉しいって」 「勘弁してくれ・・・」 「ほら、コレ」 「・・・・・・」 恍が一枚の紙を俺の目の前に出した。 それは、今俺が巻き込まれている"男子選手権~あの子に甘い言葉をプレゼント~”のチラシ。 文化祭の恒例行事でもあるこのコンテスト。 二年間避けてきた道なのに、三年目にして恍にハメられたんだ。 あの恐怖が再び俺の中で蘇る。