この空気の転換が全く読めない、って意味なんだけど。
何でわからないの?とでも言いたげな四つの目は、俺をジッと見つめたままだ。
その目から感じるのは、変な圧力しかない。
念でも送られてきているのだろうか。
「幸哉はこれで良いかな」
「そうね。弟はこんなもんが可愛いのよ」
二人で納得されても困るし、なぜかすでに意気投合してるし。
さっきまでの二人を取り巻いていた変な空気も、すでに消えている。
屋上にいたときから今まで、全然整理がつかない。
でも、どうやら目の前の二人はそれができているらしい。
「ごめんなさいね?」


