寂しい俺の心の声は、誰にも聞こえない。 心底、寂しいよ、俺は。 額に手をやると、思っていたよりも汗がにじんでいた。 「なんですか、って。そのままの言葉よ?」 「・・・ルックスですか」 「さぁ?」 「二人ともそろそ」 「なら言わせてもらいますけど」 まだ言うのか、と思っていると、どうやら同じように思ってくれた奴がもう一人いたらしい。 「俺、行ってくるわ・・・。時間ない」 「なっ、恍!」 今日一番楽しみにしてたもんな。