「私が困ってるとき、泣いてるとき、怒ってるときだって、私のことをちゃんと考えてくれて、励ましてくれたり、一緒に考えてくれたりしてくれる」 「幸哉が?」 「お姉さんはそういう幸哉を知らないかもしれませんけど、でも私は知ってます!」 ドキッと心臓が跳ねた。 琴海の目が、すごく綺麗だった。 「・・・ふふっ、そうね」 「・・・・・・」 「確かに、琴海ちゃんは私の知らない幸哉を知ってる」 姉貴は自覚があるのだろうか。 ・・・目が笑ってないんだけど。