「鈴音……鈴音」
何度も私の名前を呼び、愛おしそうに私の体中にキスをする光一さん。
彼のさらっとした髪を撫で、私は年上の彼を可愛いと思っていた。
愛情をどこまでも求める彼、私は際限無くそれに答える。
それが何よりも私を幸せに導いてくれる。
ある日、光一さんが急に海ほたるへ行こうと言った。
何度もそこは訪れていたし、どうして今更……?
「何度行ってもあそこの夜景は綺麗だから」
と、光一さんは言った。
私もあそこは好きだったから、それ以上は何も言わず一緒に海ほたるへ向かった。
「鈴音がこの橋の上でいきなり降りるって言い出したの覚えてる?」
アクアラインを走りながら、光一さんが面白い事を思い出したっていう感じで笑った。
「もう、それ忘れてよ。あの時は光一さんが失礼だったんだから!」
「そうだった。それでうっかり鈴音に嫌われるところだったんだよ」
私の心をあっさり開いた光一さん。
私が取り乱すほど怒った事なんかあの時まで一度も無かった気がする。
出会うべき人と出会ったという事だろうか……。
何度も私の名前を呼び、愛おしそうに私の体中にキスをする光一さん。
彼のさらっとした髪を撫で、私は年上の彼を可愛いと思っていた。
愛情をどこまでも求める彼、私は際限無くそれに答える。
それが何よりも私を幸せに導いてくれる。
ある日、光一さんが急に海ほたるへ行こうと言った。
何度もそこは訪れていたし、どうして今更……?
「何度行ってもあそこの夜景は綺麗だから」
と、光一さんは言った。
私もあそこは好きだったから、それ以上は何も言わず一緒に海ほたるへ向かった。
「鈴音がこの橋の上でいきなり降りるって言い出したの覚えてる?」
アクアラインを走りながら、光一さんが面白い事を思い出したっていう感じで笑った。
「もう、それ忘れてよ。あの時は光一さんが失礼だったんだから!」
「そうだった。それでうっかり鈴音に嫌われるところだったんだよ」
私の心をあっさり開いた光一さん。
私が取り乱すほど怒った事なんかあの時まで一度も無かった気がする。
出会うべき人と出会ったという事だろうか……。

