だめだ…。 これ以上、この人の目を見ていたら…… そうわかっているのに、目を逸らせられない。 「別れさせたいわけじゃない。 ただ………」 「……」 「お前が欲しい」 もう… 手遅れだ……。 あたしも貴方が欲しい―――